□症状 : 肩関節周囲炎(40肩、50肩)
□対象: 50代 女性
□治療内容: 脳反射
□治療回数: 2回
□治療:
以前から肩周りにコリ感、痛み、重みを感じていた。
無理な体勢で洋服を脱いだのをきっかけに発症。肩周りの激しい痛みにより、腕全体の痛みで腕を動かすことができない。腕を上げる事、洋服の脱ぎ着、物を掴む、頭を洗う、日常の全ての動作が不可能に。夜寝ている間も痛くて眠れない。仰向けに寝ても肩、腕全体が痛くて横にもなっていられない状態。まさに急性期の状態でいらっしゃった。
□治療後:
初回の治療では少しでも動かすと痛い状態。急性期で発症したばかりだったので、患部に炎症(熱、腫れ)が見られた。
ただでさえ痛い状態なので、必要な事はやらねばいけないが、なるべく痛みが出ないように、治療を進めた。
3回目の来院時、痛みもだいぶ軽減されていて、動かせるし、腕を使えるようになったとの事で、夜も眠れるようになったとのことでした。3回目の治療後には腕に重みはあるが、腕も上がるようになった。
いわゆる40肩、50肩の場合、まず、肩の可動域(動かせる範囲)が極端に狭くなります。痛みのせいで動かせる範囲が狭くなる場合と、動かそうにも、どこかがロックしているような状態で、それ以上動かせないという場合、その両方の状態があります。
一言に40肩、50肩と言っても症状、痛みの場所は皆それぞれ異なります。そのかたの「痛い」「動かせない」原因をきちんと把握した上で、治療を進めて行かないと、ただ痛いだけで治療になりません。きちんと検査をしてその不具合の状態から脱出していきましょう。