オスグット・シュラッター病(ジャンパー膝)

□症状 : オスグット・シュラッター病(ジャンパー膝)

□対象: 10歳 男子

□治療内容: モバイルサイバー/脳反射

□治療回数: 5回

□治療:

バスケットボールの選手。

発症3日後に来院。整形外科でレントゲン検査により、オスグット病と判明。オスグットの症状としては重症程度。膝蓋靱帯の剥離(骨折)が認められる。

来院時には膝に炎症が有り膝周りの腫れ、熱を持っていて、膝周りにサポーター固定、痛みにより膝が少しも曲がらない状態。

初回の治療はモバイルサイバーと徒手療法である脳反射、てい針での治療、最後にテーピング。

□治療後:

発症から10日後、治療回数3回終わった時点の来院時には、膝を曲げて歩ける状態になっていた。まだ少し膝をかばうようなびっこの状態ではあった。

その日の治療後、通常に近い程度での歩行ができるようになる。まだ膝蓋靱帯の固定が必要な為、テーピングをした。

テーピング後は更に歩きがスムーズになった。怖さが残ってできなかったジャンプもできるようになっていた。

 

発症から3週間後、治療回数5回目が終わった時点で膝の痛みは無く、屈伸、ジャンプ、歩行ともにできるようになる。バスケの練習再開も様子を見ながらするのであれば、可能な状態となる。

 

成長期の怪我はきちんと治しておかないと、その後の成長に関わってきます。身長の伸びしろを100%近く発揮させるためにも、中学〜高校生の第2成長期を迎える前にしっかりと調整していく必要があります。