こんにちはー!
今日は先日いらした反り腰の方のお話をします
反り腰っていうのは名前の通り腰が反りすぎている状態のことですね
ただ人によってもともとの形が反り腰の方もいますし、
それで痛みがなく、特に生活に支障がなければそんなに問題視しなくてもいいように思います。
あくまで教科書的に正しいと言われている骨格の状態は平均値だと思ってもらえたらいいと思います
ただ、中には反り腰によって腰痛が出る方もいます。
今回はそんな方のお話ですね
反り腰になる理由っていうのはそれもまた人の数だけあるのですが
よくあるパターンの1つとしては
背骨のカーブのうち、一部が突出して乱れた結果起きる
と思われます
背骨は
首で前カーブ
背中で後ろカーブ
腰で前カーブ
一応、骨盤(仙骨)で後ろカーブ
といってカーブが4あるんですね
ザックリいうと前カーブが2つ
後ろカーブが2つ
骨の数も
首と腰の前カーブで合わせて12個
背中野後ろカーブで12個
(骨盤はまた他の背骨とは微妙にしくみが違うので後ろカーブグループには敢えて含めません)
そう、前カーブ12個、後ろカーブ12個。
前後のバランスが釣り合うことで真っ直ぐ立てる、骨盤に重心が落ちる構造になってるんですね
だからこの前カーブか後ろカーブのどこかで
極端な前カーブ、あるいは後ろカーブができてしまうと
それをカバーするために別の場所で逆のカーブを強めなきゃいけないわけです
で、ここからが核心。
じゃあ背骨のどこでカーブが崩れるのか?
というと、結論をいうと
首
です
なんでって話をすると
患者さまにはとてつもなくつまんない話になるので
ここでは割愛しますね笑
まぁザックリいうと
姿勢がおかしくなると得手して顔は前に突っ込むんですよ。
この時首も前に大きく傾く
それと逆に背中は大きく後ろに傾く
つまり横から見ると丸い背中になるんですね
いわゆる猫背です
で、さらにこの後ろに丸くなった背中のバランスをカバーするために腰の骨は前に強くカーブすると。。。
これがいわゆる反り腰ってやつです
つまり反り腰は
人間が真っ直ぐ立つためにいろんなパーツの傾きを是正した結果
反り腰にならざるをえなかった場所
ということができますから
反りまくって硬くなった腰を揉もうが、
反ったことで硬くなった股関節を柔らかくしようが
緩やかになることは難しいと思われます
なったとしても一時的
なぜならその反り腰は
腰より上のパーツが問題で反らざるを得ない場所だからです。
その最上位のパーツが頭であり首。
ここの治療を正確に行わないとパーツをいじって一時的な真っ直ぐを作ったところで維持はできまへん
ということでこの日いらした患者さまの首や頭の骨を
バシッと治療して
スッキリ腰痛解除させていただきました
良かった良かった
ではまたー!
筆頭治療認定師