今日は足に切り傷のある患者さまのお話をしたいと思います🤔
こちらの患者さまはお身体を動かして、人に指導するお仕事をされてます。
当院にいらした時は
「右の腰や右の肩甲骨まわりに癒着があって思うように身体が動かせないんです😭」
「首は右に倒れないし、倒そうとすると痛みが出ます😭😭」
といったような症状でした☝️
そして1番のポイントは右足の切り傷。
切り傷といっても転んで切れましたとかそんなレベルのものではなく、ざっと数十センチに渡ってサックリ切れて縫った状態です😱
それが数年前。
それ以降うまく身体が動かせなくなってしまったらしいんですね🤔
こういったケースは
事故的なお怪我だけでなく、手術後にも現れたりします💡
これ、なんでだと思います?
これには以下のような理由があります👇
①切った部分を縫った後に、周辺の組織が癒着してうまく動けなくなる
②事故的なケガの場合、神経や血管を不規則に傷つけているため、術後に神経の流れや血液の流れが悪くなる
③結果、切る以前とは違う身体の動きになる
こんな感じです☝️
ちなみに僕も右手の甲に5センチ程の切り傷があるのですが、
これ幼稚園の時に切ったんですよね😅
それが今でも響いていて
右の手の感覚や力の入り具合が悪く、人差し指と中指は他の指より冷たいです😱💦笑
それだけ跡に残る傷というのは身体への影響がでかいんです🙀
そのためこういったパターンの方は
セオリー通りの治療をしててもなかなか治りが悪かったりします。
後に残った傷は消えないですし、
上記の理由でその部分の神経の流れが悪く、
筋肉もつきにくい、使いにくい状態になっているため
どうやっても通常とは違うパターンの身体の使い方になるんですね⤴️
身体を整えること
とれる癒着は全てとりきること
これに加えて
動きの再学習をする必要があると思います🤔
つまり、患者さまは切った傷の影響がどう出てるのかわからないんですね
影響はでてる、けど傷ができる前と同じ身体の使い方をしてしまう。
そこにギャップが生まれて痛みが出たり
思うように動けなかったりします💡
ので、
整えてから
新しい動きを獲得するような治療が必要と思います⤴️
実際、治療してここ2回程、新しい動きを獲得するための治療も取り入れていくと、やはり動きが変わる。
可動域も増えてくんですね💡😊
これで新しい動き、新しい身体を手に入れて
くれたらと思います👍
1人1人身体の動きは違いますから
それも見ていかないと結局整えるだけじゃ不十分なこともあるんですな🤔⤴️
もっと勉強しよーっと🔥
ではまた!
筆頭治療認定師